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代表取締役会長 ごあいさつ

代表取締役会長 鈴木 昭

国際保健機構は1946年に国際連合憲章第57条に則り、【WHO憲章】を発表しました。
また世界医師会が1981年に「患者の権利に関する【リスボン宣言】を採択発表しました。
これら世界を代表する医学界の大きな機関の指針は要約すれば次の様な内容にたどり着きます。

=あらゆる人間にとって、経済的条件・社会的条件に限らず、最高水準の健康に恵まれる事は基本的人権のひとつである。

=全ての人は最適な医療を受ける権利を有しており、患者はそれを選択・変更する権利がある。
 
=患者はいかなる医療上の記録でもそこに記載された自己の情報に関し、医科学的事実を含む十分な説明を受ける権利がある。
 
=医師と医療機関は、常に患者の最善の健康という利益のために行動しなけれればならない。  
 
今も難病で多くの患者さんが苦しむ一方で、今般の新型コロナ(covid-19)など人類の脅威となる様々な疾病が常に出現し変化しています。もちろん治療方法・製薬・医療機器も日進月歩で発展し、より高度な専門医療が研究されています。特にインターネットの出現で、医師も患者も多くの医療情報を得る事が出来るようになりました。 しかしこの「医療情報過多」の状況は、一般の患者さんに混乱を生み出した元凶でもあります。つまりWHO憲章・リスボン宣言を推進する為の多くの情報が、かえって迷いとなっている訳です。また「主治医以外の先生に相談したら主治医に失礼か」という日本人特有の気遣いもあるためか、巷に溢れる医療情報の中で、それらの正しい選択と相談の仕方が判らないという声も聞きます。
 
そこで私達「SCAT」は、以下の使命を達成するために創設されました。
 
1.厳選された正しい医療情報を患者さん(時には医療従事者)へお届けする支援。
 
2.最先端の医療情報(治療方法・医療機器・医薬品)を専門機関へ周知する支援。
 
3.ニーズの高い医薬品や医療機器についてはその開発要件の取りまとめ等の支援。
 
4.患者さんの疾病に最適な治療法の調査、その医療機関・医師の相談ルート確保。
 
 
医学は正解のない科学でもあります。しかしより最善に近い選択肢を情報として届けられよう、多くの医療機関様・医療関係者様の協力を得ながら、医学界へ貢献したく考えております。